2011年02月03日
「これからを生き抜くために大学時代にすべきこと」読了
大学の生協で目にとまったので購入しました。
大学での勉強法
人間関係の深め方
大学生の恋愛術
アルバイトの必勝法
失敗しない就職
これからを生き抜くために
の全6章に分かれて大学生活において心がけるべきことが書かれています。
著者は慶応義塾大学の教授でもある許光俊氏。
許氏が実際に大学生と接して感じたことが主観として書かれています。
それゆえによくあっており、一言一言に重みがあります。
心に残った部分をご紹介します。
そもそも学問に終着点はない。こういう説もあれば、ああいう説もある。真実されていたことが、新しい研究によってひっくり返される。まったく無関係だったことが関係づけられる。すなわち、大学授業とは、「その先生がとりあえず今の段階で正しいと考えていること」を教えるものなのだ。
これからを生き抜くために大学時代にすべきこと 許光俊著 p23(第一章大学での勉強法 高校はプール、大学は海)より
これには深く共感しました。
特に研究を始めてから感じたことです。
大学の授業で教わったことを対し、改めて研究という方法でアプローチすると不思議なこと、まだはっきり分かっていないことが沢山でてきて、そのたびに興味が湧いてきます。
それが、いままでなかった面白さなのかなって今思います。
二〇歳には二〇歳の真実があり、三〇歳には三〇歳の真実がある。今あなたの年齢なりの真実を精一杯生きる、これが大事なことだ。
これからを生き抜くために大学時代にすべきこと 許光俊著 p155(おわりに)より
今自分が信じる物が正しいとは限りません。
ただ、今の自分が信じる物を信じて最善の道を選べる人間になりたいと思います。
Posted by ちんねん at 19:53│Comments(0)
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